22)オーギョーチ 愛玉子

愛玉子はクワ科イチジク属のつる性植物で、日本から東南アジアにかけて分布するオオイタビという植物の一変種で、台湾固有種なので日本名は台湾語から愛玉子(あいぎょくし)または台湾発音から来た「オーギョーチ」と呼ばれます。実際の台湾語は「アイヨ(ギョ)チィ」中国語読みは「アイユィズ」、英語は特にないですね。今回愛玉子の台湾読みを探してたら、薁蕘(オゥギィヨ)という言い方もあると載っていました。日本名はこのあたりから来たのかも。

産地としては台湾中北部に自生しているのみで、栽培はされていないようです。まあ、フルーツとしてそこまで需要があるわけではないのでしょうが、台湾独特のものとして、台湾通にはよく知られた存在ですね。

愛玉子などのオオイタビはイチジク属とはいえ、外皮が固く、中の種(実はこれが実)とその周りのジャム状の部分のみが食べられる。ただ、この外皮(果)を裏返しにして種(実)乾燥させ、その実を使って愛玉ゼリーを作るのが一般的。

21)イチゴ 草苺

現在イチゴと呼ばれる品種はほぼすべてオランダイチゴから生まれています。それ以前のものやそれ以外は今では野イチゴに分類されているようです。

日本では江戸時代にオランダ人によってもたらされ、1800年代には普及していったようです。

日本語は古代から「以知古」と当て字されていて、古くからイチゴと呼ばれていたようです。台湾語では草莓(ツァオメェ)、中国語では草莓(ツァオメイ)と言います。英語はストロベリーですね。

台湾のイチゴの産地は最も有名なのは苗里の大湖郷、台北市内でも季節には「大湖草莓」と書かれたイチゴの販売の軽トラがよく見掛けられます。ほかには新竹の関西鎮、苗里の公館郷、獅潭鄉、南投の草屯鎮、埔里鎮等があります。台湾での美味しい季節は12月~3月初めです。

20)台湾オレンジ 柳丁(柳橙)

台湾でも柑橘は冬にいろどりを添えるフルーツです。日本では見かけない台湾オレンジ(柳丁)、日本語は台湾語は柳丁(リョウディン)、中国語は柳橙(リュウチェン)、英語ではOrange

台湾の柳丁オレンジは街角でジュースその場でジュースを絞ってくれて売っていたり、食事の最後のデザートにもよく使われます。甘みがあり酸味は控えめ。酸味が嫌いな方にはみずみずしく、さっぱりした甘さのこの柳丁オレンジが最適な柑橘かも。

旬は12月~翌年3月ごろまでで、日本の温州系みかんと比べるとオレンジというだけあって皮は多少硬めで、種が多くあって面倒かもしれません。逆に日本の温州みかんの売り出したときに、「皮が向きやすく食べやすい」としたわけがわかります。産地は中南部中心の山沿いの地域で、台南、雲林、嘉義などがあります

19)菱の実(ひしのみ) 菱角

菱は日本のほか極東ロシアから中国、台湾までの東アジアで自生しています。日本語は菱の実(ヒシノミ)、台湾語は(リンカッ)、中国語は菱角(リンジャオ)、英語ではWater chest nuts(ウォーターチェストナッツ)。

日本では在来種「オニビシ」や「ヒメビシ」、九州などで栽培されている実が大きめで角が2本のトウビシなどいくつかの品種があり、どれも同じように食用になります。

台湾では秋の9月下旬―11月には街角や夜市で茹でた菱の実が茹でたピーナッツとともによく売られています。特に中南部では秋の名物グルメになっているようです。

菱は池や沼などに自生する一年生の水草。角のある実が水底で越冬し、春に水面に向かって芽を伸ばします。

 味はクセがほぼ無く、食感以外強く主張する風味は無いので色々な料理に使うことができます。

18)スターフルーツ(五歛子(ごれんし)) 楊桃

 スターフルーツは英語からで、和名はゴレンシ(五歛子)といい、どちらも断面の星形の形態からつけられています。台湾語は楊桃(イゥントァ)、中国語では楊桃(ヤンタオ)。名前の由来は天女が助けた女性の名前だそうです。やはり天の星を持ってきて植えたという星にちなんだ物語です。

日本には18世紀末に伝来しましたが、原産地がジャワ、マレー半島からインドにかけてとされ、熱帯、亜熱帯の気候の作物なので、沖縄以外では栽培されてきませんでした。

 台湾ではもともと家の庭などに植えられているような存在でしたが、台南、彰化など南部では年23度の収穫が得られ、栽培が盛んになり、品種も改良されていきました。甜味種(甘みのある)、酸味種(酸味が強い)があり、前者が生食用、果汁用に、後者がドライフルーツや砂糖漬など加工用になります。

nobeziさんによる写真ACからの写真

17)文旦(ブンタン、ザボン) 柚子

 

文旦は東南アジアから中国南部、台湾が原産地とされています。日本語は文旦(ブンタン、ボンタン)、ザボンですが、台湾語では柚子(ユウア)または文旦(ウェンダン)、中国語は柚子(ヨウズ)、英語ではpomelo(ポメロ)。日本の柚子は「香橙」です。

台湾は原産地の一つだけあって、十数種類の文旦があり、日本で文旦というと夏ミカンやグレープフルーツのようなやや横長の丸い果実を思い浮かべますが、有名な麻豆文旦は洋ナシのようなフォルムです。この麻豆文旦は台湾日本時代には天皇家に納められ、「御用達文旦」と呼ばれました。

 

 文旦は果肉が厚く、ジューシーで、甘酸っぱくて香りがよく、独特の味はくせになる美味しさです。たんぱく質、ビタミンB1,B2,C,P,カロテン、カルシウム、リン、鉄、炭水化物、酒石酸、クエン酸などが多く含まれています。特にビタミンCはレモンの3倍、リンゴの7倍です。

16)ナツメ(チュウゴクナツメ) 紅棗

ナツメ(紅棗、チュウゴクナツメ)は、よく見かけるのは赤くしなびた乾燥ナツメですね。台湾語は棗仔(チョア)。台湾はこの季節の短い期間ですが、生食のナツメが市場に出回ります。昨年紹介した冬に出回るインドナツメは台湾では「蜜棗(ミーザオ)」、夏に出回る小さなナツメは「紅棗(ホンザオ)」です。やわらかいりんごのような食感で、小さいので皮ごとスナック感覚で食べられます。英語はjujube
原産地は南ヨーロッパですが、西アジア・中国という説もあります。日本には奈良時代より前に入ってきているので、自生している地域もあるようです。ナツメは中国や朝鮮で生薬として、さらに料理にも乾燥させたものの需要のほうが多いようです。
台湾では苗里などで栽培されています。季節は7月中旬から8月ごろです。

Kuaさんによる写真ACからの写真

15)パッションフルーツ 百香果

パッションフルーツは、和名はクダモノトケイソウ、実のなる時計草ってことですね。台湾では百香果(バイシャングオ)、これは英語のパッションフルーツの音から来ているということです。英語のpassion fruit には「情熱」の意味はなく「キリストの受難」の意味だそうです
原産地はアメリカ大陸の亜熱帯地域で、ブラジルが最大の生産国ですが、世界の熱帯、亜熱帯で栽培されています。実は日本でも鹿児島、沖縄以外にも本州でも栽培されていますし、台湾では埔里など南投県などで栽培されています。

パッションフルーツは一般には半分に切って果実の中身のコロイド状の果肉を食べますが、やや固めの小さな種子が含まれていて、普通は種を噛まずに喉ごしを楽しむんですが、気になる人はかみ砕いてください。酸味の強い味ですが、芳醇な香りがあり、皮の表面が皺になる程度に追熟すると甘味が増します。台湾ではこの甘酸っぱさを利用したドリンクやデザート、加工品も多く出回っています。台湾での季節は7月から11月ごろ。表皮が紫色(早取りで緑色のことも)の一般のもののほかに「黄金百香果」のような黄色い皮の種類もあります。      GalleryMaさんによる写真ACからの写真

14)すもも 李子

 スモモは日本スモモと西洋スモモがありそれぞれ原産地は中国長江下流域とコーカサス地方です。中国語、台湾語とも李子(リーズ)、英語ではプラムです。プルーンも実はプラムのフランス語で同じ意味ですが、日本では西洋スモモだけとか加工品だけに使用される傾向が強いようです。日本には弥生時代に入り、奈良時代には主に観賞用とされ、本格的に栽培が始まったのは、日本スモモを持ち帰って改良したアメリカ産スモモを逆輸入してからだということです。
台湾ではスモモは約14品種が栽培されています。台湾古来種のものはこぶりなものが多く、生食より砂糖漬けにして売られているものが多いです。ドライフルーツ売り場で見かける「化應子」という名前のもスモモが原料です。
スモモはナトリウム、カルシウム、リン、鉄分、ビタミンACB1B2などを含んでいます。産地は苗栗県など中西部。momo105さんによる写真ACからの写真

13)びわ 枇杷

ビワの原産地は中国南東部で、ビワは実を食すほか、葉や種が漢方の生薬です。また実も喉によいとされています。色合いは皮も実もオレンジ色で、中の種の部分が大きい割合を占めます。糖度は1214度で、酸味はほとんどなく、上品な甘さと香り、食感がよいです。

 

台湾語では枇杷(ギーペイ)、中国語では枇杷(ピーパー)、英語はロークワットですが、実はこれ広東語の蘆橘(ロークワット)から
台湾では34月が旬で、台湾北西部の苗栗から台中、東部の台東などが産地です。

 

台湾のビワは、日本の枇杷(Eriobotrya japonica)とは違う学術名がついています。(Eriobotrya deflexa (Hemsl.) Nakai)台湾枇杷、または山枇杷と言うようです。糖質、リンゴ酸、ビタミンAP、クエン酸、カルシウム、リン、カリウムなどを豊富に含んでいます。

ヒロスケさんによる写真ACからの写真

12)桑の実 桑葚

 桑の実はの原産地は中国東北から朝鮮半島とされ、日本には養蚕とともに伝えられたとされています。

桑の実は生では日持ちしないため、ジャムやジュースなど加工品にされることが多く。色は最初は白く、だんだんと赤くなり、さらにとどどめ色(黒紫色)に熟していきます。味は糖度は815度で、甘みと酸味のバランスがよく、香りがよいです。

台湾語では桑葚(スンスイ)、中国語では桑葚(サンシェン)、台湾でも日常的にはサンシェン。日本では桑の実と木が中心ですが、英語はマルベリーと実が中心の命名です。台湾では34月下旬が旬で、台湾北西部の苗栗、東部の花蓮などが産地です。

桑の実はビタミンCはミカンやグレープフルーツと同程度、カリウムはフルーツの中でもトップクラスの含有量です。また赤色アントシアニンというポリフェノールはブルーベリーの3倍も含んでいて抗酸化作用を期待でき、DNという糖値の上昇を抑制すると言われる物質まで含んでいて、まさにスーパーフード。

11)バナナ 香蕉

 バナナは台湾語では弓蕉(キムチオ)、中国語では香蕉(シャンジャオ)、日本では昔は芭蕉、実のなるものは実芭蕉と呼ばれていました。バナナの原産地は東南アジアの熱帯地域で、栽培はパプアニューギニアからと言われています。

台湾では1年中市場に出回りますが、春バナナ、冬バナナの旬があり、美味しい季節は高雄市、屏東県など台湾南部では12月から翌6月、南投県など台湾中部では秋から冬にかけてです。
台湾で出回っている品種としては「北蕉」(日本人になじみのある台湾バナナ)、「旦蕉」(短くて玉子のようなバナナという意味)、「芭蕉」(酸味のある短めのバナナ)「紅皮蕉」、(赤茶のモラートバナナ)「美人蕉」(細長い指のようなバナナ)などがあります。
バナナはいろいろな糖質が含まれていて、体内に吸収される時間が異なり、エネルギー補給が長時間持続するため、主食にもされ、スポーツ選手にも人気です。カリウム、マグネシウム、ビタミンB群、セロトニンを豊富に含んでいます。 

ぐっとぴさんによる写真ACからの写真

10)ライチ 荔枝

唐代の美人、楊貴妃が愛した果物として有名なライチ、中国の南方、福建省から広東省あたりが原産地と言われています。日本ではレイシとも呼ばれ、ぶつぶつしたゴジラの皮膚のような硬い皮に覆われていますが、中身は真っ白でちょっと半透明ななめらかな果肉です。

楊貴妃が愛したのもなるほどと思わせる芳醇な香りがあり、ジューシーで食べるときにあふれる果汁に注意がいるほどです。甘みも強くまた酸味のバランスも絶妙です。玉荷苞はさらに種が小さく可食率が大きい品種です。果皮は他のライチと違って緑に赤のグラデーションになっています。台湾での季節は5月~6月初めです。台湾でほかによく出回っている品種としては「艶麗」(4月初~末)、「黒葉」(6月~7月)、「糯米」(7月初~末)があります。

ライチにはビタミンCと葉酸が多く含まれています。3粒程度で1日の必要摂取量が摂れます。

玉荷苞ライチはこちらも参考に!

 

9)パイナップル 鳳梨

パイナップルは、台湾語では鳳梨(オンライ)、台湾国語でも鳳梨(フォンリー)ですが、大陸では菠蘿(ボールオ)と言います。
オンライは旺來に通じ、福を招く縁起のいい言葉になり、パイナップルはよく縁起物として登場します。
パイナップルの原産地はブラジルで、すでに先住民により栽培化されていたフルーツです。やはりインド航路の発見により熱帯地方に広まり、台湾には1650年ごろ導入されています。台湾のパイナップルはいくつかの品種がありますが、日本に輸入されているのはだいたい金讃パイナップルです。これは台湾で改良された台農17号という品種で、甘さが強く、酸味が少ないので余計に甘さが強く感じられ、また他の産地と違って完熟で出荷されるせいか芯が柔らかめで、そして甘いのでそのまま芯まで食べられるくらいです。
パイナップルは、ビタミンCB1や鉄、マグネシウムのミネラルのほか、食物繊維やタンパク質分解酵素ブロメラインを含んでいます。

金讃パイナップルはこちらも参考に!

8)台湾産インドナツメ 蜜棗

インドナツメはインド、スリランカ地方で約3000年も前の古くから栽培されてきたナツメで、茶器の「ナツメ」はこのフルーツ大きさ、形から名付けられたようです。
近年台湾で改良が進んだフルーツで、大粒の実に皮ごと食べられる薄い皮とシャキシャキとした歯ごたえで、ほのかな香りとジューシーさが魅力です。糖度は約14度程度ありますが、さっぱりした甘さです。台湾での美味しい季節は11月から3月ぐらい。
インドナツメはビタミンC、B1及びB2を豊富に含んでいて、とりわけビタミンCは、スイカの5倍、ナシの9倍、リンゴの20倍と格段に多く含まれています。
そのほか生果で糖分が25~35%、ルチン、カリウムも含んでいます。

台湾産インドナツメはこちらも参考に!

7)ドラゴンフルーツ 火龍果

      ドラゴンフルーツは台湾語では火龍果(ホェリョンゴー)、英語はピタヤです。ドラゴンフルーツはベトナムから輸出する際の販売用の商品名。外見が龍のうろこのようなフルーツがということでつけられたようです。

中南米の熱帯雨林原産のサボテンで、台湾にはオランダを通じて17世紀ごろ入ってきたようです。台湾での美味しい季節は6月から11月ぐらい。

皮が濃ピンクで果肉が白、鮮やかな赤のほかにピンクの果肉や外皮が黄色のものまでいくつかあり、日本では黄色をピタヤと区別したりもしますが、すべてサンカクサボテンの種の実です。中にゴマのような粒があるがそのまま食べられます。一番甘みを感じるのは赤ですが、赤い色は落ちにくいので注意です!  

                              acworksさんによる写真ACからの写真

6)グアバ 芭樂

 グアバと言ったら日本ではピンクの果肉でジュース時々見かける程度ですが、台湾では白い牛奶芭樂(白グアバ)が主流。和名は外観がザクロに似ているため蕃石榴(バンザクロ)。原産地は熱帯アメリカで、樹勢が強く栽培が容易なため急速に世界の熱帯・亜熱帯地方に広まり台湾には17世紀ごろ入ってきたようです。台湾語では菝仔(パター)、または芭樂(バァラ)中国語でもバァラです。皮は薄くて非常に薄く、なめらかで、色は薄い緑色から黄色、果肉の中に小さく硬いたくさんの種がある。熟せばやさしい甘みのある果実ですが、台湾ではリンゴのように硬いほうが好まれます。台湾では夏が最盛期のようですが、通年通して必ず売っているフルーツです               

sabiさんによる写真ACからの写真

5)アテモヤ 鳳梨釈迦

 

 シャカトウとチェリモヤ(表面がうろこ状の近似種)
掛け合わせたアテモヤ、表面のぶつぶつを少し
へらで
伸ばしたような外見ですが、台湾では
「鳳梨釈迦
(パイナップルシャカ)」と呼ばれて
いるためか、
台湾人にシャカトウとパイナップル
を掛け合わせた
ものだと言われることも多々あり
ましたが、
やっぱ無理があるよね。
自分としては「鳳梨釈迦」のほうが好みだな。

Koenigさんによる写真ACからの写真

4)シャカトウ 釈迦頭

  シャカトウ、釈迦頭(バンレイシ=蕃荔枝)って見た目がインパクトありますよね?文字通りお釈迦様の頭(大仏の髪型)、特に上にある団子状の螺髪のように見えることからこう呼ばれたりします。これも日本のお店では見かけないですが、やはり沖縄でわずかに栽培されているようです。台湾や東南アジアではおなじみのフルーツですが、原産地は中南米だそうです。台湾語ではシェッキャ、またはホワンナイチー、中国語ではシーチャー、英語ではその甘さと食感からシュガーアップルと呼ばれています。シャカトウはすでに出回っていますが、これからの季節が旬になります。(11月~2月ぐらい)

izizさんによる写真ACからの写真 

3)レンブ 蓮霧

蓮霧(レンブ)って知ってますか?

日本では知名度低いですが、台湾や東南アジアに旅行に行ったときに食べたことあったり見かけたことある人もいるでしょう。

日本でも沖縄などわずかに国産もあるようですが、市場ではあまり見かけないですね。

台湾語ではレンブー、中国語ではリェンウー、英語ではつやつやの表皮からワックスアップルと呼ばれています。

 

mochi0830さんによる写真ACからの写真

2)パパイヤ 木瓜

台湾だけでなく東南アジアの庭のあるところではよく
見かけるのがパパイヤの木。
青パパイヤはサラダなどの料理にも使えるし、熟したら
フルーツになるという両得感がありますしね。
一軒に1本という感じでしょうか?
原産地は中南米ですが、世界じゅうの熱帯・亜熱帯で
栽培されています。また繁殖力が強いんで実は庭に
よくあるのは種捨てたら勝手に生えてる~、感がある
ようです。日本で見かけるパパイヤはハワイ、
フィリピン産が主流で、沖縄など国産もありますが
出荷は少量のようです。
台湾語で「ボッコエ」(木瓜

、中国語(北京語)では「ムーグア」(木瓜)、漢字
で書くと日本語的には赤い花の咲く木「ボケ」の意味に
なるんですよね。
acworksさんによる写真ACからの写真

1)マンゴー 芒果

台湾語で「ソァイアー」(仔)、中国語(北京語)では「マングォ」(芒果)、初夏には台湾中で様々な種類が売られています。
台湾のマンゴーはよく見られるものでも数種類、栽培されている品種は十数種類以上あるようです。
一番人気は愛文芒果(いわゆるアップルマンゴー)で、甘くて繊維質が少なく、酸味も少なく、香りが濃い品種です。そのため一番街中で目にします。
日本に輸出しているのもこの果皮が真っ赤のアップルマンゴーで、宮崎マンゴーと同じ種類です。
台湾のマンゴーは約450年前に南アジアから入った来たようです。よく台湾で土マンゴーという土着のマンゴーがあると言われますが、実際にはそのころ入ってきたもののようです。

マンゴーはこちらも参考に!